逆ブレスト

とにかく徹底的に批判する。批判以外は絶対にしない。問題点を洗い出すのが目的。


問題点はたくさんあるんだけどプロジェクトはイケイケドンドンで「これ絶対やばいよな。。。」と心の中では思っている場合や、
問題点を指摘してるだけなのに、
「対案もねーのに文句言うな」「じゃあどうすんの!?」と問い詰められたり
「そんなにネガティブになることないよ、もっと自信もとうよ!」と見当違いの慰めをもらったりする場合に有効かもしれない。


ブレストで「批判を絶対しない」ことで豊富なアイデアが生まれるように、
逆ブレストでは「対案がなくても指摘する」「変な慰めをしない」ことで今後発生する可能性のあるトラブルをリストアップできる。


イデア出すときに勇気がいるように、問題点を指摘するっていうのもストレスかかるんですよね。
すぐには解決できそうにないけどこういう問題があるよ、念頭に置いといてねっていうのが言い出しにくかったり、
対案考えるのがめんどくさくなって結局いわずじまいとか。


どうすればいいのかなーと、なんとなく考えてみたのですが、
フェーズをきっちり分けることが有効ではないかなと思うのです。


1)アイデアを出すフェーズ
ブレストする。批判しない。徹底的にアイデアを出すことに集中する

2)問題点を洗い出すフェーズ
逆ブレストする。とにかく問題点を洗い出す。「対案もねーのに文句言うな」とか絶対言わない。

3)解決策(対案)を考えるフェーズ
問題点をどうやって解決するか、解決できるかどうか、あとからでも対策可能なのかなどなど。


大事なのはアイデア出しと問題点のリストアップと対案を考えるフェーズを分けて、各フェーズではそれだけに集中することかなあと。

特に問題点を指摘するのと対案を考えるのを分けるのが大事ですね。
やっぱり対案とセットだとめんどくさいし。


もし時間がなくて対案を考えるフェーズが実施できなくても、
ある程度トラブルを想定できるので冷静に対処できたり、リソースの確保がしやすかったりとかするかもしれない。


あとからあとからトラブル続発ってのはもういやだ。。。